合格道場|茨城・東海村の小学生、中学生対象 学習塾

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気合

久しぶりの更新

 

中3は、3割の生徒が既に進学先決定。

(水城SZコース&高専 等)

 

あとは、5日後の、

最終決戦の県立入試。

 

とにかく頭に詰め込むだけ詰め込んで、

あとは気合!

 

気合!気合!気合!気合!気合!

 

 

 

 

―――気合について―――

私の高校時代、元SEG講師の先生がいて、

受験前、「気合だよ、気合。」と事あるごとに言われていた。

元SEGの先生が根性論!

 

その恩恵なのか?

調子に乗った生徒は、みんな東大合格。

気合不足の自分は…

「受験は、最後はハートなんだ」とつくづく痛感させられた。

 

もちろん「楽勝で受かる力をつける」のが一番良いに決まっている。

だけど、現実はそんなうまくいかない。

そんなとき、やはり最後は気持ちだと思う。

気合で偏差値5アップも過言じゃない。

 

悲壮感を漂わせて勝負に臨むべからず。

勝つ気満々で勝負に臨むべし。

 

 

 

 

つぶやき

大人には、

「高校受験=楽勝」に映る。

解けない問題を解けるようにすればいい。

忘れてしまうなら、復習すればよい。

しかも、県立高校の場合、教科書からしか出ない。

学校からもらった教材だけでも、県立はどこでも受かる。

 

だが、当の本人には困難を極める。

 

それもそう。

まだ本人は厳しい現実を経験していない。

部活で負けても、死にはしない。

教えてもらったことを失敗し続けても、

「赤字社員!やめちまぇ」とは言われない。

何にもしなくても、

家に帰れば、しっかりご飯が食べられる。

常に守ってくれる人がいる。

 

結局、勉強しておけばよかったと思うのは、大人になってから。

 

振り返った時、「勉強やってて良かったと思える」塾。

合格道場はそうありたい。

 

 

 

 

偏差値変動

今年も、恒例の平均偏差値を。

201410

夏期後の8月末と10月のデータ。

人の出入りがあると信憑性がなくなってしまうので、これから受験を供に戦うメンバー、全員分をそのまま平均したもの。

現在の平均偏差値は、60ぐらい。

 

縦軸は強気に、なんと70まで取ってしまった・・・。

 

このデータを公表するのは、かなり勇気がいる。

というのは、いろんな塾の教室でこの平均偏差値を計算すると、

横ばいがほとんど。

上がっているように見える塾も、実は上がった人が目立っているだけだったりする。

そもそも、偏差値は相対評価なので、上がる塾もあれば下がる塾もある。

 

 

これは、頑張るしかない!!

 

 

 

 

数学について①

数学については、勉強法等、書くことは色々あるが・・・

いつも通り、数学も「基本が大切だ!」ということを。

 

数学の成績がいい生徒の特徴と言われたら、

「間違えちゃいけない基本問題で間違えないこと」と答える。

 

超難関高校に受かる生徒が、 教科書レベルの問題を解けないことは絶対ない。

難関理系大学を目指していて、 センター試験の問題が解けないなんてあり得ない。

 

だから、数学の点数を上げようと思ったら、

まずは、基本的な問題を完璧に解けるようにすること。

これが最優先。

 

私も、関東圏内の有名私立の難問を授業でやったり、受験数学のテクニックに走りたい気持ちにかられることもある。

しかし、その前に…やるべきことが !!

 

数学は積み重ねの教科。

基盤がしっかりしていないとと、 どんなにテクニックを学んでも砂上の楼閣にしかなりませぬ。

 

 

※以下、私の数学勉強経験談。

大学受験時、

①数学の教科書を本質的に理解するようにしたこと(←最も難しい)

②「一対一の対応」という問題集を繰り返し解いたこと

この2つによって、飛躍的に数学の点数が上がった。

東大、京大実戦模試でも8割近くとれるようになっていた。

(そのせいで、理学部数学科なんてところに入ってしまったが…)

 

逆に、学校で配る、チャート式問題集や教科書併用問題集は量が多すぎて、身にならなかった。(茨城県内の、大学進学を目指す高校では、チャート式と教科書併用問題集の2冊を配付している。気合入りすぎて、消化不良では?どれだけの生徒がこなせているのか、甚だ疑問)

また、「新数学演習」という日本一番難しい問題集も解いたが、結局時間の無駄だったように思う。

 

今でも、ときどき大学入試問題を解いている。

東大でさえも近年、易化していて基本的な内容しか出ていない。

 

情報があふれ、特別な勉強が必要!と思ってしまうが、

まずは、教科書レベル。

 

それが出来ないと、話は先に進みませぬ。

 

読書

お盆休みは毎年恒例、

問題解き&読書三昧。

 

今年の大きな収穫は、

山本周五郎の「樅の木は残った」を読んだこと。

 

20年越しの目標達成。

というのは、中学3年生のころ、

同期の成績トップが、この本を読書感想文に書いて、賞をもらっていた。

 

当時、勉強に血気盛んだった私は、

「どんな本なんだ!あいつに読めるなら俺も読んでみる!」

と奮起し、試みたが…

歴史小説、九州から遠く離れた仙台藩の内容など、

良さがさっぱり分からず、途中で投げ出してしまっていた。

 

 

その後年月が経ち、

この夏、塾の生徒が読書感想文を書いていたこと、

宮城県が身近に感じれるようになったことなど、

色んなことが重なり、

今回、読む機会を持った。

 

 

読んでみて、改めて感じるのは、

学生時代に読む本が、

その後の人生に、大きな影響を与えるということ。

読書感想文を書いた友達は、法曹の道に進んだし、

大学寮の隣部屋の先輩は、中学時代にビルゲイツの本を読んで、

起業することを決心したと言っていた。

 

 

受験生は、黙々と読書をする時間などであろう。

勉強が嫌で、読書に逃げてしまい、勉強した気になってしまう生徒もいるだろう。

だから、もし読むとするなら、

受験を戦う自分を、支えてくれるような本、

そんな本を読んでもらいたいと思う。

 

 

 

 

 

広告

週末、塾の広告が大量!

広告の半分くらいが、塾関連。

 

内容はともかく、

それぞれの塾経営者の「決断力」に素直に感心する。

 

部下の生活を背負って、新しい手を次々に打つのは、

相当なプレッシャーだと思う。

(雇われ者のときは、その凄さがさっぱり分からなかった。)

 

 

そういえば、

私の地元、九州では、

1つ超大手塾が、中堅塾をほとんど蹴散らし、他を圧倒。

私が小学校のころ通った受験塾も、完全敗退。

茨城では、今後どうなるのか。

 

 

今日、塾関連のニュースを見つけた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140701-OYT1T50051.html

そりゃそうだの記事。

 

 

 

 

大隈重信の生家

学生時代、

友人と九州チャリの旅をした。

 

歴史ある場所を色々巡ったのだが、

今も強烈なインパクトを残しているのが、

これ!

OKUMA

 

 

 

 

 

大隈重信の勉強机!

 

よーく見ると、変な箇所がある。

柱から、梁(木)が飛び出している。

 

その目的は、

「重信自身が、勉強のとき眠くなったら、頭をぶつけて目を覚ますため。」

らしい。

 

作ったのは、母だという。

恐るべし重信母…

 

 

 

中間を終えて思う

 

私も、つい1年ちょっと前まで勤め塾講師で、

毎年100人ちかくの受験生を任されていた。

(教室を任されてから生徒数は常時右肩上がり。それが自信にもつながった。)

 

そして、恒例の進学説明会も開催していたわけだが、

その中で、毎年、必ず話す内容があった。

 

 

それは、

「成績を上げるための第一の条件は何か」ということ。

 

 

 

私の答えは

「人の話を素直に聞くこと」

 

ただ、これだけだった。

 

 

 

人間は誰しも、人のいうことに反発したくなる。

だがそこで、反発だけで終わる人間は何も学べない。

数学、英語などといった学習内容以前の問題であり、

その根っこを変えないと、無理にいい高校やいい大学に行っても、

伸び悩むのは目に見えていると。

 

これは、卒業生を見ても、自分の学生時代の友だちを見ても、

証明されていた。

 

それ故、上位&拡大を目指す進学塾はもともとやる気がある人材を欲しがる。

授業を妨害する生徒、やる気がない生徒に対して、

わざわざスパルタ教育をしようなんて思わない。

すぐに切ってしまうか、金づる扱いにする。

(近年、水戸地区で急成長している塾なんか、すぐ退塾させられる)

なぜか?

 

講師陣の身が重くなる&仕事が増えるだけだから。

かつ、その生徒は結局、結果を残せないから。

 

名著「ビジョナリーカンパニー2」にも書いてある。

goodからgreatに飛躍するには、管理を厳しくするな。その前にまず、人材を選べと。

 

 

 

そんな自分が嫌で、今の合格道場を開いた。

 

 

 

話が脱線した。

 

 

中間テスト。

過去最高点を取った人もいる。

逆に、グデグデの点数だった人も多数いる。

 

 

そんな中、

毎日の確認テストをしっかりこなしていた生徒が、

最高得点(450越、440越)を取れたと、

本日、報告してくれた。

 

本当によかった。

 

 

 

 

雑感

凡人には、

「自ら仕事を創るより、他人からやることを指示され、愚痴を言いながらも仕事をやったほうが楽。」

独立して痛感した。

 

どこの会社にも、愚痴と文句しか言えない人がいる。

しかも、そういう人に限ってなかなか辞めない。

なぜか?

自ら転職したりするよりは、愚痴を言いながら仕事するほうが楽だから。

 

 

「自らで仮説をたて、情報を集め、決断し、実行に移す。」

言うのは簡単。実際行うのは至難。

 

 

小中学生に対しても同様で、

「自分で人生を切り開きなさい!」という言葉は、聞こえが良い。

自分で夢を決め、具体的な高校進路、大学進学を考え、実行に移す?

 

はたして、どれだけの生徒ができるのか。

受験勉強よりもはるかに難しく思える。

 

 

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私は中学受験を経験したが、

自分の意思で目指したわけではない。

小学低学年のころから、九州一円の中高一貫校に見学に連れていかれ、

受験雑誌もいっぱい見せられた。

即ち、まんまと親の戦略に嵌ってしまった。

これについて、親を非難するつもりは全くない。(逆に感謝している。)

 

ちなみに、医学部に行った友達の殆どが、

親から「医者になれ!」と勝手に決めつけられていた。

 

成績がいいから医学部をめざしたのではない。

医者にならないといけないから、医学部をめざして勉強していた。

将来に対して、ビジョンが全く描けなかった当時の私には、そんな友達が幸せに思えた。