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偏差値変動

今年も、恒例の平均偏差値を。

201410

夏期後の8月末と10月のデータ。

人の出入りがあると信憑性がなくなってしまうので、これから受験を供に戦うメンバー、全員分をそのまま平均したもの。

現在の平均偏差値は、60ぐらい。

 

縦軸は強気に、なんと70まで取ってしまった・・・。

 

このデータを公表するのは、かなり勇気がいる。

というのは、いろんな塾の教室でこの平均偏差値を計算すると、

横ばいがほとんど。

上がっているように見える塾も、実は上がった人が目立っているだけだったりする。

そもそも、偏差値は相対評価なので、上がる塾もあれば下がる塾もある。

 

 

これは、頑張るしかない!!

 

 

 

 

数学について①

数学については、勉強法等、書くことは色々あるが・・・

いつも通り、数学も「基本が大切だ!」ということを。

 

数学の成績がいい生徒の特徴と言われたら、

「間違えちゃいけない基本問題で間違えないこと」と答える。

 

超難関高校に受かる生徒が、 教科書レベルの問題を解けないことは絶対ない。

難関理系大学を目指していて、 センター試験の問題が解けないなんてあり得ない。

 

だから、数学の点数を上げようと思ったら、

まずは、基本的な問題を完璧に解けるようにすること。

これが最優先。

 

私も、関東圏内の有名私立の難問を授業でやったり、受験数学のテクニックに走りたい気持ちにかられることもある。

しかし、その前に…やるべきことが !!

 

数学は積み重ねの教科。

基盤がしっかりしていないとと、 どんなにテクニックを学んでも砂上の楼閣にしかなりませぬ。

 

 

※以下、私の数学勉強経験談。

大学受験時、

①数学の教科書を本質的に理解するようにしたこと(←最も難しい)

②「一対一の対応」という問題集を繰り返し解いたこと

この2つによって、飛躍的に数学の点数が上がった。

東大、京大実戦模試でも8割近くとれるようになっていた。

(そのせいで、理学部数学科なんてところに入ってしまったが…)

 

逆に、学校で配る、チャート式問題集や教科書併用問題集は量が多すぎて、身にならなかった。(茨城県内の、大学進学を目指す高校では、チャート式と教科書併用問題集の2冊を配付している。気合入りすぎて、消化不良では?どれだけの生徒がこなせているのか、甚だ疑問)

また、「新数学演習」という日本一番難しい問題集も解いたが、結局時間の無駄だったように思う。

 

今でも、ときどき大学入試問題を解いている。

東大でさえも近年、易化していて基本的な内容しか出ていない。

 

情報があふれ、特別な勉強が必要!と思ってしまうが、

まずは、教科書レベル。

 

それが出来ないと、話は先に進みませぬ。

 

読書

お盆休みは毎年恒例、

問題解き&読書三昧。

 

今年の大きな収穫は、

山本周五郎の「樅の木は残った」を読んだこと。

 

20年越しの目標達成。

というのは、中学3年生のころ、

同期の成績トップが、この本を読書感想文に書いて、賞をもらっていた。

 

当時、勉強に血気盛んだった私は、

「どんな本なんだ!あいつに読めるなら俺も読んでみる!」

と奮起し、試みたが…

歴史小説、九州から遠く離れた仙台藩の内容など、

良さがさっぱり分からず、途中で投げ出してしまっていた。

 

 

その後年月が経ち、

この夏、塾の生徒が読書感想文を書いていたこと、

宮城県が身近に感じれるようになったことなど、

色んなことが重なり、

今回、読む機会を持った。

 

 

読んでみて、改めて感じるのは、

学生時代に読む本が、

その後の人生に、大きな影響を与えるということ。

読書感想文を書いた友達は、法曹の道に進んだし、

大学寮の隣部屋の先輩は、中学時代にビルゲイツの本を読んで、

起業することを決心したと言っていた。

 

 

受験生は、黙々と読書をする時間などであろう。

勉強が嫌で、読書に逃げてしまい、勉強した気になってしまう生徒もいるだろう。

だから、もし読むとするなら、

受験を戦う自分を、支えてくれるような本、

そんな本を読んでもらいたいと思う。

 

 

 

 

 

広告

週末、塾の広告が大量!

広告の半分くらいが、塾関連。

 

内容はともかく、

それぞれの塾経営者の「決断力」に素直に感心する。

 

部下の生活を背負って、新しい手を次々に打つのは、

相当なプレッシャーだと思う。

(雇われ者のときは、その凄さがさっぱり分からなかった。)

 

 

そういえば、

私の地元、九州では、

1つ超大手塾が、中堅塾をほとんど蹴散らし、他を圧倒。

私が小学校のころ通った受験塾も、完全敗退。

茨城では、今後どうなるのか。

 

 

今日、塾関連のニュースを見つけた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140701-OYT1T50051.html

そりゃそうだの記事。

 

 

 

 

大隈重信の生家

学生時代、

友人と九州チャリの旅をした。

 

歴史ある場所を色々巡ったのだが、

今も強烈なインパクトを残しているのが、

これ!

OKUMA

 

 

 

 

 

大隈重信の勉強机!

 

よーく見ると、変な箇所がある。

柱から、梁(木)が飛び出している。

 

その目的は、

「重信自身が、勉強のとき眠くなったら、頭をぶつけて目を覚ますため。」

らしい。

 

作ったのは、母だという。

恐るべし重信母…