とある会話
「あの成績がいい生徒は、○○○をやっているらしいよ!」
「どこどこは、このテキストをやっているらしい!」
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私は学生のころ、参考書マニアだった。
今でも、塾教材、市販教材に目を通し、
新たな本がでればすぐ確認してみたくなる。
どこが何を使っているか把握もしている。
だから、上記のような会話は、その気持ちがとてもよく分かるし、
今でも時々、上手くいっているところの真似をしたくなる。
学生の頃は、この本(←リンク)を読んで真似をした。
(今でも毎年更新されて、本屋に並んでいる。)
記載されている参考書は、ほとんど解いた。
適当ではなく大真面目に解いた。
そこそこの結果は、出たかもしれない。
しかし、本の題名の通りにならなかった!
なぜか?
それは、
相関関係(関わりがあるだけ)と因果関係の違いを理解していなかったからだと思う。
つまり、参考書=合格の原因と思い込んでしまっていた。
数年前、「東大生のノートは必ず美しい」という本やノートが流行ったが、これも単なる相関関係。
いろいろ試すのは良いが、
相関関係と因果関係を混同しないようにしたい。(自戒の念を込めて)
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