合格道場|茨城・東海村の小学生、中学生対象 学習塾

小・中学生 少人数対話型 徹底指導 学習塾

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水戸一トップ合格

合格道場は上位層に特化した塾ではなく、入ってきた生徒全員を伸ばすことを目指している。

入会テストもない。合格実績を誇示して集客しているわけでもない。

とにかく来てくれた生徒全員の、最大の成績アップを図っている。

成績の伸びでは他の塾に絶対に負けないと思う。

負けるはずがない。

そんな中、今年の入試では

なんと県立本番で

水戸一トップ合格が出た。(点数開示498点。県2位。1位は499点で県南)

さらに、水戸二高では入学者代表挨拶。

上位層の伸びでも負けないことが証明されてよかった。

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令和6年度入試 偏差値変動

下のグラフは、中3の4月偏差値を基準0としたときの、全員の偏差値変動。(最初から偏差値70以上ある場合、上げることは至難だが…)

下のグラフは、平均偏差値変動

偏差値は相対評価(他塾の生徒との比較)だから、普通にやっても「維持」にしかならない。

みんな本当によく頑張ってくれたと思う。

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漱石先生と鷗外先生

中3歴史で、夏目漱石先生、森鷗外先生が出てきた。名前だけの紹介に終わったが、実は私、二人の生家や小説舞台に足を運ぶほど深く陶酔していた時期がある。

二人の著作の中で、私が青年期に共感、感涙したものを載せておく。(どちらも著作権は切れているのでそのまま抜粋)

以下、鷗外先生「妄想(もうぞう)」の一部。

生れてから今日まで、自分は何をしてゐるか。始終何物かに策むちうたれ駆られてゐるやうに学問といふことに齷齪してゐる。これは自分に或る働きが出来るやうに、自分を為上げるのだと思つてゐる。其目的は幾分か達せられるかも知れない。併し自分のしてゐる事は、役者が舞台へ出て或る役を勤めてゐるに過ぎないやうに感ぜられる。その勤めてゐる役の背後うしろに、別に何物かが存在してゐなくてはならないやうに感ぜられる。策むちうたれ駆られてばかりゐる為めに、その何物かが醒覚する暇ひまがないやうに感ぜられる。勉強する子供から、勉強する学校生徒、勉強する官吏、勉強する留学生といふのが、皆その役である。赤く黒く塗られてゐる顔をいつか洗つて、一寸舞台から降りて、静かに自分といふものを考へて見たい、背後うしろの何物かの面目を覗いて見たいと思ひ思ひしながら、舞台監督の鞭むちを背中に受けて、役から役を勤め続けてゐる。此役が即ち生だとは考へられない。背後にある或る物が真の生ではあるまいかと思はれる。

 

以下、漱石先生の「私の個人主義」の一部。上の「妄想(もうぞう)」の答えとも取れる内容。漱石先生でさえ悩んでいた、30歳過ぎても。読んだときに感涙し、身震いが止まらなかった。今でも時々読み返す。

もしあなたがたのうちですでに自力で切り開いた道を持っている方は例外であり、また他ひとの後に従って、それで満足して、在来の古い道を進んで行く人も悪いとはけっして申しませんが、(自己に安心と自信がしっかり附随しているならば、)しかしもしそうでないとしたならば、どうしても、一つ自分の鶴嘴で掘り当てるところまで進んで行かなくってはいけないでしょう。いけないというのは、もし掘りあてる事ができなかったなら、その人は生涯不愉快で、始終中腰になって世の中にまごまごしていなければならないからです。私のこの点を力説するのは全くそのためで、何も私を模範になさいという意味ではけっしてないのです。私のようなつまらないものでも、自分で自分が道をみつけつつ進み得たという自覚があれば、あなた方から見てその道がいかに下らないにせよ、それはあなたがたの批評と観察で、私には寸毫の損害がないのです。私自身はそれで満足するつもりであります。

 

 

 

「90%と100%」

「90%約束を守ることは、100%約束を守るよりもはるかに難しい。」

経営学者クレイトン・クリステンセン氏の言葉。

 

「今回だけは、まぁいいか。」

その1回のつもりが、

「今回だけは…、明日から…」

と積み重なり、

そして、90%を達成することもままならなくなる。

 

それなら、100%の方が達成しやすいという内容。

 

誰しも思い当たる節があると思う。

自戒の念をこめて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学受験結果

今年度、開塾して以来初めて、
1名が中学受験に挑んだ。

日立一高附属中学校
茨城中学校
英宏中学校・医歯薬選抜(一番上)

全勝だった。

県内の中学受験は、
大手塾が優勢ではある。
しかし、その合格実績の中に、
全国難関中の数がほとんどない。
故、「自分の実体験の方が上だ」
という自負があった。

そこで、今回受験した生徒には、
自分のイメージを具現化してもらうべく、
かなりの課題を課した。
(6年生からのスタートということもあり)

そして、そのほとんどをこなしてくれた。

 

勝因はやはり、
「素直な心」
なんだと痛感する。

最後に、
その素直な心を授け、
月曜から金曜まで毎日送り迎えをして頂いた
保護者の方に感謝したい。