私も、つい1年ちょっと前まで勤め塾講師で、
毎年100人ちかくの受験生を任されていた。
(教室を任されてから生徒数は常時右肩上がり。それが自信にもつながった。)
そして、恒例の進学説明会も開催していたわけだが、
その中で、毎年、必ず話す内容があった。
それは、
「成績を上げるための第一の条件は何か」ということ。
私の答えは
「人の話を素直に聞くこと」
ただ、これだけだった。
人間は誰しも、人のいうことに反発したくなる。
だがそこで、反発だけで終わる人間は何も学べない。
数学、英語などといった学習内容以前の問題であり、
その根っこを変えないと、無理にいい高校やいい大学に行っても、
伸び悩むのは目に見えていると。
これは、卒業生を見ても、自分の学生時代の友だちを見ても、
証明されていた。
それ故、上位&拡大を目指す進学塾はもともとやる気がある人材を欲しがる。
授業を妨害する生徒、やる気がない生徒に対して、
わざわざスパルタ教育をしようなんて思わない。
すぐに切ってしまうか、金づる扱いにする。
(近年、水戸地区で急成長している塾なんか、すぐ退塾させられる)
なぜか?
講師陣の身が重くなる&仕事が増えるだけだから。
かつ、その生徒は結局、結果を残せないから。
名著「ビジョナリーカンパニー2」にも書いてある。
goodからgreatに飛躍するには、管理を厳しくするな。その前にまず、人材を選べと。
そんな自分が嫌で、今の合格道場を開いた。
話が脱線した。
中間テスト。
過去最高点を取った人もいる。
逆に、グデグデの点数だった人も多数いる。
そんな中、
毎日の確認テストをしっかりこなしていた生徒が、
最高得点(450越、440越)を取れたと、
本日、報告してくれた。
本当によかった。