合格道場|茨城・東海村の小学生、中学生対象 学習塾

小・中学生 少人数対話型 徹底指導 学習塾

029-229-0183


goukakudojo@gmail.com

ブログ

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

業者テストの推移

4-10

今年度の、中学3年生の業者テストの平均偏差値グラフ。

縦軸は、4月の偏差値を基準0として表している。

不正データや数字の書きかえは一切なし。

 

7月→8月の推移は、一概に比較はできない。

(夏期入会の生徒がいるので。夏期入会の生徒は8月以降の受験)

 

平均偏差値は伸びているが、

中には、伸びていない生徒がいるのも確か。

そこが、今の最大の課題。

 

「コツ」より「コツコツ」

塾の広告、営業マニュアルトークに

「勉強のコツを教えます」というのがある。

「お宅のご子息さんは、勉強の仕方、コツがわかっていません」などなど。

 

 

しかし、私は「コツ」とか「要領」とかいう言葉を聞くと、

ウソっぽいキャッチフレーズに聞こえてしまう。

 

イチローに、

野球の練習の「コツは…」と聞いて、

それを実践すれば、イチローみたいになれると思う人はいるだろうか?

 

同じように、勉強も「コツ」だけ言われて出来るようになるか?

 

私は、中学から大学までずっと寮生活を送ってきて、凄まじい成績を出す友人を目の前で見てきた。

半分寝てても東大に受かるような友人、旧帝大を首席で卒業して大学に残る人。

 

そういう友人に共通していえることは、

 

勉強の絶対量が多いということ。

 

本人は意識していなくとも、

中学~大学に至るまで、1日最低3~4時間は勉強していた。

 

逆に、地道な努力を軽んじて、「要領」だけで成績を出していた生徒は、間違いなく途中で脱落していった…

 

そもそも出来る人の「コツ」なんてものは、

大量の練習量の上に、その人にあった方法が自然と作られたものであって

容易に聞いてマネしたところで、どうにかなるものではないと思う。

 

「コツ」と言う前に、「コツコツ」やってから!

 

 

 

お盆休み

今年は、実家には帰らず、家で留守番。

 

それで、何をしているかというと、

 

問題解き!

全国の入試問題を全教科、全部。

 

まとまった時間が取れたこの機会に、

解きまくっています。

 

 

まだまだ、

若いもんには負けてられない!

 

 

 

 

 

 

1に復習、2に復習、3に復習

人は「新しいこと」を学ぶのを楽しく感じる。

ネットで、どうでもいいような新着情報を知りたがる。
新しい知識を次から次へと入れようとする。

そして、そのほとんどを忘れ、何も残らない。
時間の浪費だったことに気付く。

大切なのは、
骨太の内容を何回も繰り返し復習し、
完全に自分のものにすること。

ザルで水をすくうべからず。

新釈現代文

高校のときの参考書を、今でも時々読み返す。
その中に「新釈現代文(高田瑞穂)」という本がある。
難易度が高すぎて、昨今の受験には役にたたない。(大学文系でも)

しかし、受験を超えた「文を客観的に読むこと」の最終形は、
この本中の「論理の追跡」であると思う。

以下の記述。
現代文が苦手な生徒には耳が痛いか…

——–以下引用——–
※問題意識について
「現代文がわからないという場合の多くは、実はあなたがたの問題意識が極めて希薄であるか、または全然欠如していることの告白であると私は断言いたします。ここで是非一つ、あなた方一人一人、御自分の心をのぞいて頂きたいものです。何がありますか。もしそこにあるものが、単に、見たい、聞きたい、食べたい、行きたい等の、総括して自分の感覚を満たそうという願いだけだったとしたら、そういう人に、入試現代文が難解であるのは、当たり前ではありませんか。そういう人は、無理をして、自分の精神年齢を引き上げなくてはなりません。無理をすることがどうしても必要です。例えば、仲間が口をそろえてむずかしいという本があったら、無理をして、それを読破して、いややさしいと言うのです。批評家など盛んにほめるが、あんな小説―映画でもよろしい―のどこが面白いのかさっぱり解らないと友だちが言ったら、それを能く読み、熱心に見て、いや確かに面白いと言うのです。こういう無理は、青春期においては少しもみにくいものでも、恥ずかしいことでもありません。青春時代は人間的教養を身につけなくてはならない時期です。Cultivationとはもと耕作し、育成することです。それは、関心する世界を開拓し、そこからさまざまな収穫を得ようとする態度なのです。」