合格道場|茨城・東海村の小学生、中学生対象 学習塾

小・中学生 少人数対話型 徹底指導 学習塾

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読書

お盆休みは毎年恒例、

問題解き&読書三昧。

 

今年の大きな収穫は、

山本周五郎の「樅の木は残った」を読んだこと。

 

20年越しの目標達成。

というのは、中学3年生のころ、

同期の成績トップが、この本を読書感想文に書いて、賞をもらっていた。

 

当時、勉強に血気盛んだった私は、

「どんな本なんだ!あいつに読めるなら俺も読んでみる!」

と奮起し、試みたが…

歴史小説、九州から遠く離れた仙台藩の内容など、

良さがさっぱり分からず、途中で投げ出してしまっていた。

 

 

その後年月が経ち、

この夏、塾の生徒が読書感想文を書いていたこと、

宮城県が身近に感じれるようになったことなど、

色んなことが重なり、

今回、読む機会を持った。

 

 

読んでみて、改めて感じるのは、

学生時代に読む本が、

その後の人生に、大きな影響を与えるということ。

読書感想文を書いた友達は、法曹の道に進んだし、

大学寮の隣部屋の先輩は、中学時代にビルゲイツの本を読んで、

起業することを決心したと言っていた。

 

 

受験生は、黙々と読書をする時間などであろう。

勉強が嫌で、読書に逃げてしまい、勉強した気になってしまう生徒もいるだろう。

だから、もし読むとするなら、

受験を戦う自分を、支えてくれるような本、

そんな本を読んでもらいたいと思う。

 

 

 

 

 

広告

週末、塾の広告が大量!

広告の半分くらいが、塾関連。

 

内容はともかく、

それぞれの塾経営者の「決断力」に素直に感心する。

 

部下の生活を背負って、新しい手を次々に打つのは、

相当なプレッシャーだと思う。

(雇われ者のときは、その凄さがさっぱり分からなかった。)

 

 

そういえば、

私の地元、九州では、

1つ超大手塾が、中堅塾をほとんど蹴散らし、他を圧倒。

私が小学校のころ通った受験塾も、完全敗退。

茨城では、今後どうなるのか。

 

 

今日、塾関連のニュースを見つけた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140701-OYT1T50051.html

そりゃそうだの記事。

 

 

 

 

大隈重信の生家

学生時代、

友人と九州チャリの旅をした。

 

歴史ある場所を色々巡ったのだが、

今も強烈なインパクトを残しているのが、

これ!

OKUMA

 

 

 

 

 

大隈重信の勉強机!

 

よーく見ると、変な箇所がある。

柱から、梁(木)が飛び出している。

 

その目的は、

「重信自身が、勉強のとき眠くなったら、頭をぶつけて目を覚ますため。」

らしい。

 

作ったのは、母だという。

恐るべし重信母…

 

 

 

中間を終えて思う

 

私も、つい1年ちょっと前まで勤め塾講師で、

毎年100人ちかくの受験生を任されていた。

(教室を任されてから生徒数は常時右肩上がり。それが自信にもつながった。)

 

そして、恒例の進学説明会も開催していたわけだが、

その中で、毎年、必ず話す内容があった。

 

 

それは、

「成績を上げるための第一の条件は何か」ということ。

 

 

 

私の答えは

「人の話を素直に聞くこと」

 

ただ、これだけだった。

 

 

 

人間は誰しも、人のいうことに反発したくなる。

だがそこで、反発だけで終わる人間は何も学べない。

数学、英語などといった学習内容以前の問題であり、

その根っこを変えないと、無理にいい高校やいい大学に行っても、

伸び悩むのは目に見えていると。

 

これは、卒業生を見ても、自分の学生時代の友だちを見ても、

証明されていた。

 

それ故、上位&拡大を目指す進学塾はもともとやる気がある人材を欲しがる。

授業を妨害する生徒、やる気がない生徒に対して、

わざわざスパルタ教育をしようなんて思わない。

すぐに切ってしまうか、金づる扱いにする。

(近年、水戸地区で急成長している塾なんか、すぐ退塾させられる)

なぜか?

 

講師陣の身が重くなる&仕事が増えるだけだから。

かつ、その生徒は結局、結果を残せないから。

 

名著「ビジョナリーカンパニー2」にも書いてある。

goodからgreatに飛躍するには、管理を厳しくするな。その前にまず、人材を選べと。

 

 

 

そんな自分が嫌で、今の合格道場を開いた。

 

 

 

話が脱線した。

 

 

中間テスト。

過去最高点を取った人もいる。

逆に、グデグデの点数だった人も多数いる。

 

 

そんな中、

毎日の確認テストをしっかりこなしていた生徒が、

最高得点(450越、440越)を取れたと、

本日、報告してくれた。

 

本当によかった。

 

 

 

 

雑感

凡人には、

「自ら仕事を創るより、他人からやることを指示され、愚痴を言いながらも仕事をやったほうが楽。」

独立して痛感した。

 

どこの会社にも、愚痴と文句しか言えない人がいる。

しかも、そういう人に限ってなかなか辞めない。

なぜか?

自ら転職したりするよりは、愚痴を言いながら仕事するほうが楽だから。

 

 

「自らで仮説をたて、情報を集め、決断し、実行に移す。」

言うのは簡単。実際行うのは至難。

 

 

小中学生に対しても同様で、

「自分で人生を切り開きなさい!」という言葉は、聞こえが良い。

自分で夢を決め、具体的な高校進路、大学進学を考え、実行に移す?

 

はたして、どれだけの生徒ができるのか。

受験勉強よりもはるかに難しく思える。

 

 

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私は中学受験を経験したが、

自分の意思で目指したわけではない。

小学低学年のころから、九州一円の中高一貫校に見学に連れていかれ、

受験雑誌もいっぱい見せられた。

即ち、まんまと親の戦略に嵌ってしまった。

これについて、親を非難するつもりは全くない。(逆に感謝している。)

 

ちなみに、医学部に行った友達の殆どが、

親から「医者になれ!」と勝手に決めつけられていた。

 

成績がいいから医学部をめざしたのではない。

医者にならないといけないから、医学部をめざして勉強していた。

将来に対して、ビジョンが全く描けなかった当時の私には、そんな友達が幸せに思えた。

 

 

 

日記から

高校のときの日記の1ページ。

当時、勉強する・生きる意味を深く考えすぎて、実践的な勉強に手がつかなかった覚えがある。その時に、自分を鼓舞した日記。

途中で、なぜか「がんばろうKOBE(神戸)」と書いている(笑)

当時の自分と、今の自分、

どちらが成長しているのだろう・・P427129122

 

 

話題の寿司屋

 

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生徒の言葉

「私、頭悪いからー」

 

しかし、これは順番が逆だ。

能力がない、センスがないとか言えるのは、

本当に努力した後。

やってないのに、「頭悪い」と言えるはずがない。

たとえ、人と同じ努力をして「自分に能力がない」と感じたとしても、

人の2倍、3倍努力すればよいだけのことだ。

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これは、最近話題の寿司屋、

「すきやばし次郎」の小野二郎さんの生きざまを見て感じたこと。

 

7歳から奉公に出て、今88歳。

どんだけ努力してるのだろう…

 

 

 

 

 

卒塾生の挨拶

昨日今日で、卒塾生が再び挨拶に来てくれた。

2人とも、開校当初の4月から通っていた生徒。

 

昨日の生徒は、地道な努力で勝ち取った生徒。

勉強量は4月の時点から群を抜いていたと思う。

その姿勢に、私は合格を疑わなかった。

なかなか成果が表れないこともあり、終盤不安になりかけたが、

今こうして、合格を勝ち取って来てくれて、

「受験において努力は報われるということ、基礎基本の大切さ」を証明してくれたように思う。

 

今日(今)来てくれた生徒は、

「入学生の代表挨拶を勝ちとった」という報告だった。

その生徒は、高校に入って部活を極めたいという意志があった。

学業も部活も一生懸命やっていたら、周りが放っておくわけがない。

だから、私は「学業でもトップ合格して、代表挨拶を勝ち取って来い!」

と常々言っていた。

 

それが、本当に取ってくるとは!!

いやぁ、感動した。(今も、感動の余韻中)

 

 

努力次第で道は拓けるし、世の中捨てたもんじゃないって、

生徒から教わっている気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のこと

講師はいったい何者だ??

と感じている人がいるかもしれないので、自分のことを書いてみようと思う。

普通に書いても仕方ないので、ちょいと変わっていることを。

 

①中学高校のころ、一番なりたくない職業は、「先生!」

今思えば、自分が単なる「屁理屈クソガキ」だったことが分かりました…

 

②塾講師になったきっかけ

以前は、東証一部で普通に。人生の目標をまずは、一つ叶えようと茨城に引っ越してきました。学生時の子供ボランティア活動の経験もあり、「一時的なメシのため!」と思って学習塾の入社テストを受けたら合格してしまった。一般中学の勉強状況を見て愕然とするも、仕事にズルズルとハマってしまい、生活の殆どが教材研究や授業の予習に…。なんで、塾講師やっているんだ?って聞かれたら、「好きだから!」としか言えません。

 

③塾を開いたきっかけは?

自分の考えをそのまま形にしたかったから。あと、日立市の3億円ビル(学習塾)を見て、対抗したくなったから(笑)。敵が多数いるこの地域に塾を立てるのは、経営セオリーとしては暴挙としか思われませんが、どうせなら今住んでいる一番厳しい場所でと。京成百貨店の弁当よりも、町の弁当屋さんのほうが美味しい場合だってある!

 

④本を一冊あげるなら?

ビクトール・フランクル「夜と霧」

 

⑤いま一番やりたいこと

竜神大橋のバンジージャンプ

 

⑥まわりはほとんどB型。

家族は全員、寮の仲間も殆どB型。

 

⑦家に帰ったら、ギターを担ぐ。

23年間、ほぼ毎日欠かさず。ハマってしまうと勉強の支障をきたすのであまりお勧めできませぬ。

 

⑧炭火の回数は、年間50回。

七輪にバーナーとドライヤーで炭火をおこし、焼くものは、なるべく地域の特産物。火を見ているだけで、3時間は過ごせます。

 

⑨今までやった大きなこと

ヒッチハイク、自転車旅、応援団長(高校)、相撲大会県2位(小学生)

 

⑩今まで食べたものの中で一番おいしかったもの

足摺岬の「御食事処あしずり」の焼き鯖寿司

伊万里のほっともっとのデミハンバーグ弁当(自転車旅の早朝5時に)

 

⑪母から受け継いでいる教訓

小さい頃、風邪をひくと「薄着してるから悪い、自己管理が悪い」としこたま怒られていました。体調が悪いのに、余計具合が悪くなっていました(泣)。今でもその教訓は生かされています。

 

こんな私でありますが…

よろしくお願いします。

液晶画面を見るべからず

巷では、

多くの小・中学生がスマートフォンを持ってる。デジタル化が加速している。

 

しかし私自身は、時代と逆行し、脱デジタルを進めている。

教材作成でPCを使う以外は、なるべく液晶の画面を見ないように心掛けている。

 

私が脱デジタル化を進めている理由は、

①元々デジタル人間であったが、アナログの良さに気付いたから。

※考える作業は、「紙とペン」のほうが断然良い。

②私がデジタル中毒になりやすい傾向にあるから。

※有能なマーケティング担当者の誘惑に勝てない…

③ネットは、害のほうが多いから。

※検索や、他人の意見を参考にできるメリットもあるが、「自分で物事を考えない癖」がついてしまい、頭が劣化してしまった。

④液晶の画面を見るくらいなら、他の事をやったほうが有意義だから。

※外に出たり、運動したり、楽器を弾いたりしたほうがまだ良い。

⑤メールを頻繁にやりとりをしないと崩れるような友人関係は大した物ではないと思っているから。

 

こんなところ。

言うなれば、

液晶画面の前で、不毛な時間を過ごさないため。

 

大人でも、液晶画面を見て費やす時間を減らそうとしている人が多い。

 

なのに、小・中学生がスマホなんて持ったら、

よほど自己管理ができる生徒じゃない限り、「液晶大好きおサルさん」になってしまうのでは?

 

 

 

最後に、

ネットを極めたグーグルの

エリック・シュミット会長の言葉を載せておく。

「パソコンの電源を切ってください。携帯電話の電源を切ってください。周囲の人間らしさを発見しましょう( You’re going to have to turn off your computer. You’re actually going to have to turn off your phone and discover all that is human around us.)」。